アゼルバイジャン共和国

 

アゼルバイジャンはイランやアルメニアと接する、人口約1,000万人の小さな国。国土も日本の4分の1ですが、向こう100年は枯れることはないと言われる“カスピ海油田”に恵まれており、かなりお金持ちな国です。

 

そんなアゼルバイジャンは、世界でも有数な親日国家。首都バクーの真ん中には日本庭園が作られており、子どもたちも幼い頃から“柔道”や“空手”などを習っています。その理由は、アゼルバイジャン大統領イルハム・アリエフが2006年に来日して日本の技術やおもてなしの心に感銘を受けたからだそうで、彼は友好の最優先国にすると決め、帰国後は積極的に日本の文化を取り入れてきました。
 そこの日本企業が着物や茶道を紹介するメンバーを探しているという話があり、一週間くらいという短期なのでどうかしらとアゼルバイジャンの紅茶とひまわりの種を持って娘がやってきたので、地名すら知らないのに無料で行けるなんてと私はしばらく夢を見ていました。結局話はなくなり、まだ時期早なのでしょうしこちらでやることがまだ沢山あるということなのでしょう。  エアビーから、私の体験のタイトルをそれぞれの国の言葉で表記するという知らせがあり、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、中国語、韓国語、オランダ語、イタリア語、ロシア語と十か国語だそうです。ひょえーと思いつつ、それでもやっていくのは着物と茶道と柴又帝釈天巡りで、ここから離れず宗教や生き方、文化、文学、美術などなど考えていきたいと思っています。

しかし、いつの日かアゼルバイジャンに行く日が訪れるでしょうか。