天気が悪くて用事がないと、一日ベッドの上でゴロゴロしていて、挙句の果てには腰が痛くなってしまいます。昨日は通院予定が三か所あり、天気も良いのでほっとしていたら、昨日の夜カーソルが動かなくなったパソコンの電源がけさは入らず、スマホで原因を調べると放電が必要とあります。前にパソコンの修理にいらした方が、自分でも放電できますよとパソコンの裏にあるパネルの開け方を教えて下さったのだけれど、当の昔に忘れたので、朝一でパソコンサービスに連絡してやり方を教わり、無事電源が入りました。
有料だけれどいつでも相談できるこのサービスは私にとってありがたいのですが、これまで出張サービスも何回か受けていて、今回のオペレーターの方の対応を見ても感じたのは、パソコンの世界も複雑で深く、対応して下さる方のスキルも知識も様々だということです。パソコンの裏のパネルを開けるという単純なやり方も、結構長い時間の空白を経て教えてもらえたのだけれど、一番初めに調子が悪くなってきていただいた若い男性は会社と連絡を取りながら苦戦してパソコンと取り組み、結局最後は放電して回復したと報告していたのを思い出しました。
人間の頭脳よりもAIの対応の方がより正確なのかわからないけれど、それにしても自分の中に規範となる正解を持っていないと、ズルズルと暗闇に引きずられて行く恐ろしさを感じています。朝一で一つクリアでき、次に歯医者さんで一時間、午後一で相続に関する資料を持ってきた税理士さんが来訪、手続きするに際して一階のテナント募集のステッカーは外した方がいいと言われ、7年間貼り続けたそれを昨夜はがしながら、決定ではないけれど今寄せられている案件が来年は決まるだろうと感じています。中々決まらないおかげで私はずっとここを使うことが出来、いろいろな体験をしてこれからにつなげることが出来るのは本当にありがたいことで、神の配慮に感謝しています。
税理士さんが帰った後は眼科に行き、若い女性医師にスピーディーに診察してもらうと、これまでとは違うニュアンスで薬の服用もいつかは止める方向で行きたいといわれ、薬の服用の基準もそれぞれ違ってきているし、すべてが混沌として来ていることをここでも感じていました。今日の最後は整形のリハビリで、40分間草食系のおとなしい若い理学療法士にマッサージしてもらいながら歩く時の筋肉の使い方を復習、でも前回に比べて私はかなりもの足りなさを覚え、十年以上前に個人ピラティスに通っていた時、かなり強い口調で指導してくれた若い女性のやり方はその当時の年齢の私には刺激的だったけれど、今の私の状況ではそれも違う、何を信じて余生を進んで行けばいいのか、医療も食生活も行き方も全て個々人の選択に強く左右されて行きます。
夜はとても蒸し暑く、クーラーを入れて疲れてベッドに横たわると8時過ぎに、北海道で私費の鍼灸接骨院を開業している方から、お中元のお礼の電話がかかり、義母の死去のことなど知らせながら、自分の体の不調を告げていると、北海道で開業してからも月一回上京していろいろな勉強をしている彼は、軟骨は正しい筋肉の使い方をしていれば再生するから、足の筋肉のリハビリをきちんとすることが大事で、巽一郎という方の本が素晴らしいと教えてくれ、私は控えめにリハビリしてくれている理学療法士くんと同じことを言っていると驚き、雪かきで転んで半月板を損傷したけれど、適切な治療で治ったことや風呂の中で正座して膝のリハビリをすることなど夫と同じことを言っているのを聞くと、なんだか巡り巡って元に戻って来た感があります。
血圧が高いのは、身長が高いからどうしても首が曲がり、首の後ろにある脳の神経が圧迫されて不具合が生じるので、目線の高さにすべてを持ってくる意識をつけるようアドバイスされました。それからパソコンの画面も箱を積み上げた上に乗せて高くし、背中を丸くしないようにする意識を首の後ろのセンサーに移し、まっすぐ前を見るように努力しています。最後に彼は東京都知事選挙について語り始め、これは東京だけの問題でなく日本のこれからの行く末を決めるものだと力説し、彼が推す候補は私達が不在者投票でもう投票したことを告げると感激していました。マスコミも大手企業も、真実は闇に隠し悪事ばかりを繰り返している、自分もやがて滅びてしまうことを悟らない顔のない輩ばかりいる中で、どう進んでいくかを考えるのは、今の私にとっては楽なのです。
熱中症になりそうな気温と湿度の中、予約は入らないことが有難い、さっき夫とテナント募集の張り紙をはがし、次のステップに進む準備をし、メルカリで巽一郎さんの本を注文し、パソコンの位置を高くしてこのブログを作っています。密度の濃かった昨日一日でした。