Heart pain

 昨日の夜、心臓が痛み出し苦しくてベッドでじっとしていました。暑さが続き、救急車のサイレンが聞こえて来るけれど、このままの症状が続いたらどうしよう、入院とかなったら困るなと考えて耐えているとだいぶ痛みが治まり、血圧を測ってみると200を超えています。このところ薬を飲むと110くらいで、低すぎて気持ちが悪くなる時もあり、素人考えで低すぎると心臓に血液が回らず苦しくなり、血圧が高くなって血が回るようになると痛みがなくなるのかしらなどと思ったりしていました。

 翌日内科へ行って心電図を図ってもらうとそんなに問題はないというけれど、血圧を測ってくれた看護師さんが「循環器内科にかかったことありますか?」とそっと尋ねたことが気になり、先生にお願いして東部地域病院に8月15日に予約を入れていただきました。亀有にあるこの総合病院には夫は三回、実母は一回入院したことがあり、自転車で15分かけてよく看病に通いました。8月は予約は2つだけで、病院通いの月となりそうですが、この暑さの中ではどこも行きたくないし、じっくり体を治そうと思います。

 隣家の95歳の女性は施設に入ってふたつき以上たちますが、今日は甥っ子さんが家に風を通しにいらしていて、私がごみなど捨てているのでお礼にととれたての梨を一袋戴きました。仏壇にお供えし、冷蔵庫で冷やしてから夜美味しくいただきましたが、夕食の時病院帰りに寄った新しい巨大スーパーで買ったパンが美味しくなくて、妙な後味が残りました。長年お付き合いのある大手の不動産会社の方が2年以上尽力して作り上げたスーパーでかなり広い駐車場があり、アメリカみたいだと思いながら中へ入ると、なんだか業務用スーパーのような陳列で余り好感が持てません。ビールや飲み物など買い、昼食用のお寿司は美味しかったのですが、夫が選んで籠に入れたそこで作っているガーリックパンの質がかなり悪く、結局それがすべてだと思ってしまいます。

 カードは作らず、暑い駐車場に戻って帰ってきたけれど、開店時は物凄い混雑して沢山の人が沢山の買い物をしていたと聞いても、申し訳ないけれど、近隣のスーパーの方がレベルが高いと感じてしまいます。良いものを食べ良い事をして行くことを続けていかなければならないこの時に、悪いことを平気でする人間が増えていることをひしひしと感じています。自分のできることを丁寧にやっていく、時流に乗れなかったことが幸いしている気がしています。

 じっと耐える。寒い中池の中でじっと何もせず耐えていたカモたちがいました。欲にかられ巨大な建物を建て、商売を大きくして栄華を極めた人たちは、あまりに熱いネオンサインから火がついてすべてを燃やし尽くしてすべてを失ってしまった。ブッダの漫画で忘れられないシーンです。毒されていないものを見極め、食べていくことが困難な世の中です。毒を盛る?名探偵ポワロが活躍する時代がまた始まりました。心臓の痛みという言葉を翻訳機にかけたらハートペインと出てきて、それをもう一度日本語訳したら、心の痛みとあって、なんだか身につまされてきました。心の痛みが心臓の痛みにつながっているのでしょうか。今度痛みがでたら、ニトロの舌下錠を服用するそうです。やっぱり小説の世界のようです。