Out of Africa

 Thank you for the photos - and we understand regarding the heat.

Isak Dinesen is actually called Karen Blixen. She is the lady played by Meryl Streep in the movie. Out of Africa which is one of Evelyn’s favourite movies. The book tells her own story of her time in Kenya. I have visited her house there. She chose to publish her books under a man’s name thinking she would be more successful. Babette’s Feast is a wonderful movie - and one we really enjoyed because we really appreciate the impact of eating well and the culture of food.

I have mostly enjoyed living and working in Africa. One of the things I like is how people are smiling and laughing even when things are difficult. People as well as nature and scenery inspire me.

 ウガンダからやって来たパパが、簡潔で温かいレビューを書いてくれ、わたしたちへの個人的なメッセージにはThank you for the way you are and how you hosted a memorable afternoon.と記されていました。柴又へ行く時は電車の中や、彫刻版の前でいろいろ話ができるけれど、家の中だけだとどうしても話題が限られてしまい、デンマークからアフリカに移住したパパの心境など唐突に聞くことも憚られていたので、最後にみんなで一緒に撮ったセルフィ―の写真を送る時に、パパへのメッセージを綴りました。デンマークの有名な女流作家Karen Blixenの作品、Out of Africaやバベットの晩餐会が私は大好きで、映画も見ていたのを後で思い出し、本を読むのが好きなパパにこのことを知らせ、そしてなぜあなたはアフリカを愛しているのか?と聞いてみた返事が、冒頭の英文なのです。

 ウガンダからのゲストは初めてなのでサイトで調べて見ると、観光地や治安など最近の情報が多く、フレンドリーでホスピタリティに優れている穏やかな国だという印象を持ったけれど、ウガンダという言葉に紛争や独裁政治で混乱という記憶が蘇る気がして、それでも日本へ観光に来られるゲストは恵まれている人々だといつもながらに思うのです。パパのメールにあった difficultという単語の中にどれほどの意味が込められているか、私は後出しで違うサイトで読み、アフリカの歴史、置かれている立場、政治の混乱により、様々な悲惨なシチュエーションがあったのでした。でもアフリカに限らず、世界中に残酷な歴史があり、今もリアルに戦争は続いています。

 終戦記念日には戦争をどう思うかという特集があり、中学生の男の子が「どうして戦争をするのかわからない、平和な世の中を作ろう」とインタビューに答えているけれど、こういう問答は何十年も日本のテレビでは続いています。聖徳太子がなぜ仏教を日本に取り入れたかというブログを前に作ったことがあって、それまでの神道、八百万の神を信じあらゆる自然のものが神である、という純粋な信仰だけでは人間の中のおどろおどろしい感情や情念を抑え、苦しみから救えないと悟った聖徳太子が、仏教という信仰を取り入れたのです。ネイティブインディアンも純粋な自然信仰だったけれど、彼らがピュアであるだけに侵略者のどす黒い奸計に容易にはまり、追い詰められ滅びて行った。そして追い詰めた側が立っている大地ももうドロドロにぬかるみ、前に進むこともできないようになってきています。

 着物の端切れで沢山袋ものを作って下さる方が、新作を見せがてら体のメンテナンスに来て下さり、私がうちは彰義隊の末裔の家系だとふと漏らすと、とてもビックリして、私が今ここに居ることにかなり深い意味があり、ご先祖様を丁寧に供養していることが、沢山の人々の供養につながっている、それが私の存在する理由だと告げられました。私の中には彰義隊の悲劇の感覚はないのだけれど、自分の持って生まれた性格がネガティブで他人と馴染めず、不愉快な存在だったのがなぜかわからなかったけれど、それもこれも全てが今につながり、様々な外国人がひき寄せられてくるのだと言われ、長い時間かかって若い頃好きだったデカルトの言葉「われ思う、故にわれあり」にたどり着いた気がします。

 何も迷ったり、嘆いたり、することは無かった、私が今ここに居るから子供たちも存在している。それは素晴らしい事であり、祝福されるべきことでした。これからいろんな啓示があって、出会いがあって、夢も見るよと言い残して、預言者の方は帰って行きました。

 最強の台風が週末来ると言われています。これも何かを示しているのでしょう。