To me it is always a joy to contact you and share of what is going on in my/our lives here in Europe.
Sicily was called by Greeks themselves "Great Greece" because they considered Sicily at that time as more magnificent than their own homelands. They invested fortunes and built huge, beautiful
towns around the island. In the same period Cartago (the most powerful empire that opposed to Roman expansion from V to III century BC) had its own towns and areas of influence. We Sicilians have
never truly considered ourselves "Romans" or "Italians" throughout history having our own traditions, culture, philosophy and still language (even though it is strongly Latin based). There is
really a lot to see and know about Sicily or Sicilians. Nowadays the summer weather is not really suitable to those that suffer strong heat except if adapting with air condition systems or
staying inland on mountain side or adapting to a warm (really warm!) seawater.
70 is a great age! Especially if those years are shown in wisdom and good manners, for which I have no reasons to doubt in your case. Congratulations! I am turning 63 in November and
despite life's usual troubles I feel happy of what I've got and the blessings that I can enjoy off. I thank my God Father for His kindness and mercy towards me. He is really GREAT.
I hope that your health will stabilize, and I pray for your well-being. Take care not to overdo and "listen" to your body giving attention and care. As goes for everything precious, our care can
prolong the quality and durability of things. God, obviously, is the One that finally has the last word on our life and its quality. The Lord Jesus knows that very well.
Please, receive my sincere affection and care. Be well and let me know if I can be of any help. My regards to those that might still remember of us. I will be sending now and then photos but
here is Finland there is not much history or archology, only nature and God's fingerprints in His creation. With a smile, Gaetano.
私にとって、あなたと連絡を取り、ここヨーロッパでの私や私たちの生活で起こっていることを共有するのはいつも喜びです。
シチリア島は、当時のギリシャ人自身によって「偉大なギリシャ」と呼ばれていました。彼らはシチリア島を自分たちの故郷よりも素晴らしいと考えていたからです。彼らは財産を投資し、島の周囲に巨大で美しい町を建設しました。同じ時期に、カルタゴ(紀元前5世紀から3世紀にかけてローマの拡大に対抗した最も強力な帝国)には独自の町と影響力のある地域がありました。私たちシチリア人は、独自の伝統、文化、哲学、そして言語(ラテン語に強く基づいていますが)を持ち、歴史を通じて自分たちを「ローマ人」や「イタリア人」と真に考えたことはありません。シチリア島やシチリア人について見るべきことや知るべきことは本当にたくさんあります。最近の夏の天候は、エアコンで調整するか、山の斜面の内陸に留まるか、暖かい(本当に暖かい!)海水に適応する場合を除き、強い暑さに苦しむ人々にはあまり適していません。
70歳は素晴らしい年齢です!特に、その年齢を賢明で礼儀正しく示すことができれば、あなたの場合は疑う理由はありません。おめでとうございます!私は11月に63歳になりますが、人生にはよくある問題もありますが、自分が持っているものや享受できる恵みに満足しています。神である父に、私に対する優しさと慈悲に感謝します。彼は本当に偉大です。
あなたの健康が安定することを願っており、あなたの幸福を祈っています。無理をしないように気をつけ、身体に注意とケアを与えて「耳を傾ける」ようにしてください。貴重なものすべてと同様に、私たちのケアは物事の品質と耐久性を延ばすことができます。明らかに、神は 私たちの人生とその品質について最終的に決定権を持つ方です。主イエスはそのことをよくご存知です。
どうか私の心からの愛情とケアを受け取ってください。元気でいて、何かお役に立てることがあればお知らせください。私たちのことを覚えていてくださる方々に、心からお礼を申し上げます。ときどき写真を送りますが、ここフィンランドには歴史も考古学もほとんどなく、あるのは自然と、神の創造物の中にある神の指紋だけです。笑顔で、ガエターノより。
何というメールでしょう。何回も彼からはメールをもらっているけれど、今回のは凄いドストライクの直球を投げて来てくれた気がします。文化とは?歴史とは?民族とは何か。私達はなぜ今ここに居るのか。生きている意味は何なのだろうか。エアビーの仕事を始めた頃も、コロナ禍で動けなかった時も、再開して忙しかった時も、あまり考えなかったことが、70歳になって体調を崩しあちこちガタがきて、心身共に弱くなったころから私の中でクローズアップされてきました。周りの方々に心配され、身体中をメンテナンスしていただいたり、検査をしたり、治療したりしながら現状維持で暮らしていけるように整えている日常を「体調が良くない」と記しただけで、ガエタノはこんなに温かい励ましの文章を綴ってくれています。
60代は先が見えずまだまだ若くてなんでもできると思っていたけれど、義母を看取り70歳になった時、身体も衰えてきて先の景色もうっすら見えてくるのに気が付き、自分は何者か、真実をしっかり見極められて生きていたかと思い返した時に、辛かったことや落ち込んだことや失敗したこと、もがいてきたことすべてが今ある自分を作り、ご先祖様の魂を守るために存在していると、ある方に告げられました。だから沢山の外国人が世界中からやっている、私の後ろにある何かに引かれて訪れて来るのだと。ガエタノの中の文化、歴史、民俗性、アイデンティティがわかって来ると、私たちのコンタクトは必然的につながっているのだとわかったのです。
輪廻転生、今まで私は何だったのか、未来に私は何になるのかわからないけれど、今やっと芯が出来て来た、もう逃げ場もないほどに追い込まれているのかもしれないけれど、だからこそ見えてくる境地がある、そんな時に出会うウガンダに住むデンマークのパパの言葉や、ニューヨークに住むイタリアとアフリカのハーフのジェニファーの明るい諦念を含むメールは、心の中にずしんと響きます。
自分の芯が見えるまで追い込むには時間がかかるし、70年たって今やっと自分のすべきことが見えてきて、それを仕事としています。難しい国から難しい宗教の方がやって来る、何をどう考えたらいいのかわからない、どうやって4時間過ごせばいいのか見当もつかない。でもこれまでもなんとかやってきたのだから、相手の中にすっぽり入り込む努力をすればいい、不確定な話題が飛び交うSNS時代であり、不安定な世界情勢の今だからこそ、自分は何者か、真実をしっかり見極められているのかという事に意識を向けて、相手を見つめていきたいと思うのです。