湯河原へ行ってから書いたブログはなぜか公開しない方が良い気がして、個人的なことをつらつら書き留めていたのだけれど、昨日の明け方、11月30日に突然来たゲストから憎悪と悪意に満ちたレビューが届き、勿論最低の星ひとつでこのサイトには予約するな!と締めくくられています。あれあれと思いながら、翻訳機にかけると、ありもしないことが書かれ、どんなにひどい仕打ちを受けたかと嘆くのは、もはや彼女が尋常な人物でないことを証明しているのです。最近訪日外国人の民度が低くなって、危険を感じることが多くなり、ポスターも外しチェーンもかけっぱなしにしているのですが、潰しにかかっているようなレビューを見て、レベルは違うけれど、世間で騒がれている事実無根の誹謗中傷に満ちた週刊誌に取り上げられた恐ろしさや悲しさを追体験しています。
エアビーに連絡していろいろ話をし、来年はテナントが決まるかもしれないので仕事場を一階から二階へ移し、内容も変えたいので、新しいサイトを作り、今のは2月と3月に入っている3件の予約だけを残しておくことにしました。今までのレビューが良いものばかりだったというのだから、この悪意に満ちたレビューのことはあまり気にしなくてよいのではないかとエアビーの方は言って下さっているけれど、どちらにしても予約が途絶えている現状なので、これによって踏ん切りがついて、今までとは違うやり方で模索しながら新しいものを作ろうと思います。レビューを消すにはサイトを閉じるしかない。良いレビューだけの時は誇らしかったのに、最悪のものがラストに来たことで、なんだか犯罪者のように後ろめたい気持ちになってしまい、ありもしないことをでっちあげられて中傷されている有名人たちのことを他人事のように可哀そうに思っていたけれど、レベルは違えど自分のことになると、大変なことだと実感しています。
でも順境より逆境の方がエネルギーが出るし、中途半端だった私の気持ちに喝を入れてくれ、喪中の正月に何をやらなければならないかしっかり考えようと覚悟しています。この憎悪のレビューは、もっと高みに登らなければならないということだし、何よりもエアビーの方が真剣に考えサポートしてくれようとしていることが嬉しい、のんべんだらりと安穏をむさぼってはいけなかったのでした。わたしは何で生きているのか、わたしの役割は何か。沈潜して考え続けます。